Java on Ubuntuで文字化け対策

メモ

SunのJDKダウンロードサイトからダウンロードしたJDK5を、Ubuntuにインストールしたところ、GUIアプリで文字化けが起こったので、そのときの対策のメモ。
ダウンロードしたJDK5は、Ubuntuでも容易にインストールできる自己解凍形式のもの。これをJDK5インストールガイドに従いインストールした。しかし、インストール後に試しにdemoのGUIアプリケーションを起動すると、「はい」とか「いいえ」とか表示されるボタンが文字化けしていた。英語の表示はきちんとできていたので、日本語フォントが無いのが問題なのだろう、とすぐに原因の予想がついた。
このことについて調べてみたところ、Fedoraについての記述なのだが、以下のページが見つかった。
Fedora JP 掲示板
このページの中ほどのシンボリックを張る方法に従ったら、無事文字化けが解決した。
具体的には以下の操作を行った。

  1. JDKをインストールしたディレクトリ以下の、「jre/lib/fonts」以下に移動する
$ cd /usr/local/java/jdk1.5.0_11/jre/lib/fonts
  1. そのディレクトリ内に「fallback」ディレクトリを作成し、移動
$ mkdir fallback
$ cd fallback
  1. kochiフォントへのシンボリックリンクを張る
$ ln -s /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-gothic-subst.ttf
$ ln -s /usr/share/fonts/truetype/kochi/kochi-mihcho-subst.ttf

違うフォントを使ってみようかとも思ったけど、あまりJavaでGUIアプリは使わないので特にこだわらないことにした。