R on Ubuntuでフォント問題

Rでグラフを書き、PNG形式で出力するスクリプトを書いているときに発生した問題のメモ。まだ完全には解決していないけど。
統計ソフトRでグラフをPNG形式で出力する簡単なスクリプトを書いたんだ。入力パラメータとしてデータファイルと出力ファイル名を取り、データファイルをデータフレームとして読み込み、そのままグラフに出力する、ほんとに簡単なスクリプトを。問題なく動作することも確認した。
だけど、マシンを再起動したり、ログアウトした後に実行すると次のようにメッセージが出力されて実行できない。

$ R --vanilla --slave --args bt_a_16_msg.dat fig.png < png_out.R
以下にエラーpng(fig) : いかなる X11 フォントも見つけられませんでした
 フォントパスが正しいかどうかチェックしましょう
実行が停止されました

Xのフォント周りの問題なんだろうと思い、検索してみたところ、次のコマンドを実行した後であれば問題なくRスクリプトが実行できることを確認できた。

$ xset fp rehash

「xset fp default」でもOKだった。
しかし、この方法でもマシン再起動、ログアウト後にはこのコマンドを入力しないとダメだった。フォントキャッシュが正しく作られていないかもしれないと思い、以下のコマンドを実行してキャッシュを作り直してもやはりダメ。ログアウトするとまた実行できなくなる。

$ sudo fc-cache -fv

だけど、Ubuntuをインストールした別のマシンだとこんな問題は起こらないんだよな。VMwareを使っているのも原因なんだろうか?(xorg.confを書き換えるので)
もう1つの解決方法として以下のように「LANG=C」を指定して実行してもOKだった。

$ LANG=C R --vanilla --slave --args bt_a_16_msg.dat fig.png < png_out.R

実際、日本語環境なんてどうでもいいからRコマンドを「LANG=C R」でラップしちゃおうかな。