バルセロナ出張 4日目

今日は朝8時頃起きて、シャワー、朝食後、10時前に学会会場に行く。ちょっと遅刻。そのまま今日は6時までずっと学会会場にいた。やっぱり英語の聞き取りは苦手なんだけど、スライドを見つつ。英語のスライドって、1枚にものすごい量の英語を書く人がいるからつらいときがある。読むのも辛かったりする。
昼飯のときにすごい人を発見した。その人はたくさんの海老を食べていたんだけど、ナイフとフォークを使って上手に海老の皮を剥いていた。フォークを海老に刺し、ナイフで縦に切り込みをいれ、フォークを刺し変え海老の身だけを取り出していた。殻の固い海老でさえも。そのナイフ捌きに感動して、見とれてしまった。ちなみに、その人は右手にフォークを、左手にナイフを持っていた。僕とは逆。僕の使い方が間違えているのかな?後でチェックしないと。
学会終了後、ホテルへ戻り荷物を置き、再度サグラダ・ファミリアへ向かう。礼拝堂とガウディの墓を見るために。
サグラダ・ファミリア駅に着いたのは7時半頃。そのときはまだサグラダ・ファミリアはライトアップされていなかった。ガウディ広場側の駅を出て、時計回りに回ってみるが、礼拝堂への入り口はなかなか見つからない。諦め半分で、最後の北側道路(この通りにサグラダ・ファミリア駅の2つの出口は面している)を歩いていると、以前は閉まっていた門が開いている。でも、門の中の駐車場では子供たちがサッカーみたいなことをしていたので、違うのかなと思いながらもサグラダ・ファミリア建物の方に歩いていくと、ドアがあった。鍵は開いている。間違えててもいいやと思い、中に入ると、地下への階段があり、ミサをしている声が聞こえた。ミサは階段降りる途中の小部屋で行われていた様子。そのまま静かに階段を降ると、そこには地下礼拝堂があった。
過去に見たことがある協会はイタリアのドゥオーモ(ミラノ、ヴェローナなど数箇所)だけだが、それらよりは規模は小さいが厳粛な礼拝堂があった。構成はだいたい同じで、中央にメインの礼拝空間があり、周りに小規模のものがある。規模は小さいのだが、とても地下とは思えないほどの高さがあった。階段を降りた通路をそのまま歩いていくと、一番奥にガウディの墓はあった。墓の上には、昔テレビでも見たことがある、マリア様の像が置かれていた。サグラダ・ファミリアを設計した偉大な建築家がこの下に眠っているんだなと感慨にひたりながら、10分ほどその前にたたずんでた。
8時過ぎに地上に出ると、生誕のファサード側がライトアップされていた。やはり夜の眺めはまた違う。昼にまして神秘性を感じられる。反対側のファサードもすぐにライトアップされた。両側の写真の数枚取り、サグラダ・ファミリアを後にした。
次は地下鉄に乗り、サグラダ・ファミリア駅よりも2駅サンツ駅に近いディアゴナル駅で降りた。そこで降りたのは、カザ・ミラとカザ・バトリョを見るため。グラシア通りを歩いていくと、カザ・ミラを発見。カザ・ミラではライトアップされた外装を写真に収め、内装もちょこっと撮ろうと近寄ったところ、時間外だったのだが、従業員がサービスでちょっとだけ入り口内部に入れてくれた。そこで1枚写真をパチリ。さらに歩きカザ・バトリョを見つけたが、工事中なのか、半分がカバーで覆われていてちょっと寂しかった。
その通り沿いに大きな本屋があったので寄ってみた。まず、日本のマンガを発見。NARUTOとかいろいろあった。驚いたのは、その値段。5ユーロ。日本円だと750円。日本より300円も高い・・・。あと、コンピュータ技術書コーナーにも行ってみた。PHPの本はあったけど、Rubyの本は見当たらなかった。
最後、カタルーニャ広場につきあたり、その付近で飯を食べ、地下鉄に乗り、ホテルへ戻った。ちなみに、晩飯はバーガーキング。・・・。いや、日本じゃ食べられないからさ。バーガーキングがある国に行ったら1度は食べたいと思ってるんだよね。
明日のスケジュールを立て、そして、だいぶ歩き回ったので、湯船にお湯をため体を温めてから寝た。