ベルギー王立美術館展

今日は夕方、上野にある西洋美術館に「ベルギー王立美術館展」を見に行ってきた。今回は特に目当ての絵があったわけじゃないんだけど、絵画中心の展示だと知って行くことにしたんだ。
展示作品数は109点。僕は絵画は技術に惹かれて鑑賞しているタイプなので、写実的な具象画が好きなんだけど、今回も数点、気に入ったのがあった。1つは「オウムのいる静物」。ガラス細工の質感や、金属器の色の表現にたまらなく惹かれた。もう1つは「家族に囲まれ、庭で制作するルーベンス」。背景の神殿(?)内の像に奥行きが感じられ、これにもたまらなく惹かれた。他にもいろいろと良いのはあったけど、特に引かれたのがこの2つ。鑑賞時間は1時間くらいだったかな。
特別展を全部見終わった後に常設展を見た。こっちは40分くらいかかったかな。美術館を出る頃には、足がすごく痛くなってた。
始まってからもう1ヵ月半ほど経っているのでそれほど混んではいなかったけど、人気のある絵の前にはそれなりに人だかりができてた。だけど、常設展のほうは空いてたな。「常設展はもう見たからいいや」とか、「もう夕方で時間もないし」、「常設展?知らなかった」とかで入らない人が多かったんだろう。