VMware on LinuxでDHCPサービスを止める

今日、Linux作業用デスクトップ機にVMwareをインストールした。目的は研究室の先輩(OB)が作成中のシステムインストールツールのテスト。このツールではpxelinuxを用いてリモートからコンピュータにOSやソフトウェアをインストールするためにDHCPを用いている。そのため、仮想マシンVM)間でインストールのテストをするには、VMwareDHCPサービスを止めないと2つのDHCPサービスがぶつかり合ってしまう問題がある。
過去にWindows版のVMwareを使ったことがあって、それにはDHCPサービスなど、VMwareが提供するネットワーク関連のサービスの設定を行うためのGUIアプリがついてきた。だけど、Linux版にはVMwareのメニューをいくら探してもそれらしいものはなかった。/usr/binなどパスが通っているディレクトリをvmで検索しても、それらしい実行ファイルも見つからなかった。
そこで、ふとVMwareのライブラリがインストールされた/usr/lib/vmwareの中を見てみたところ、このディレクトリ直下にnet-services.shという実行ファイルがあった。ファイルの中身を確認したところ、

# This script manages the services needed to use networking with VMware software

とファイルの先頭にコメントが書かれていた。試してみたところ、まさしくこのプログラムが僕が求めていたもので、ターミナルから次のように実行すれば目的通りDHCPサービスを止められる。

$ sudo /usr/lib/vmware/net-services.sh stop all dhcp

このプログラムの使い方は、プログラムに引数を与えずに実行すると画面に出力される。dhcpを止める以外にも様々なことができる。
個人的にはVMwareが仮想ネットワークに使用しているIPが気に食わないからそれも変えたいと思っているんだけど、めんどくさいから放置。